業務内容

モノを壊さずに検査する技術のことを『非破壊検査』と言います。
モノは作ったら終わりではなく、日々の検査によって安全性を高めていく必要があります。例えば、発電所・ボイラ・球形タンク・パイプライン・航空機・鉄道車両・自動車・船舶・建築・ロケットなどなどがあげられます。これらは『非破壊検査』を通してモノを分解することなく検査することが可能です。

放射線透過試験(ほうしゃせんとうかしけん)

放射線透過検査は、コンクリート構造物の内部を調べたり、鉄鋼材料や溶接部の内部やきずを見つけるための試験として広く利用されています。

工業用透過試験としてよく利用される放射線を試験体に照射した場合、その物質の透過の度合いが物質の種類(密度)によって異なると、その影響により写真用フィルムや蛍光板にコントラスト(濃度差)として現れ内部の欠陥や構造を調べることができます。

超音波探傷試験(ちょうおんぱたんしょうしけん)

超音波探傷検査には「パルス反射法」「透過法」「共振法」3つの方法があり、きずで反射したエコーを受信し、位置や大きさを測定します。

機械的な振動を金属材料等の表面や内部に伝播させることにより、材料内部のきずや長さ、形状などを非破壊で評価し、良否判定を行う検査技術です。

浸透探傷試験(しんとうたんしょうしけん)

表面に開口したクラック(きず)であれば、検出できるため広く利用されている非破壊検査方法でで、
試験対象の材質にかかわり無く、材料表面に開口したクラック(きず)を探し出すことができます。

材料、製品の表面検査に使用され、試験体の表面に開口している微細なキズに、浸透性の良い液体を浸み込ませ、再度表面に吸い出すことによりきずを拡大して見つけ出すことができる方法です。

磁気探傷試験(じきたんしょうしけん)

磁気探傷試験は、鉄鋼など強磁性(磁気を与えると磁石に強く引き付けられる性質)をもつ材料の表面近傍のきずを検出するのに適した探傷試験方法です。

強磁性をもつ鉄、コバルト、ニッケルまたそれらの合金、そしてフェライトなどの材料表面の開口欠陥(クラック)と表面直下の欠陥を探し出すことができます。

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